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アメリカＦＲＢのバーナンキ議長は２８日、サブプライム問題の影響で中小金融機関が破綻する可能性があるという認識を示しました。
「多分、いくつかの銀行は破綻するでしょう。不動産価格が下落した地域で過大な不動産投資を行った、小さくて新しいいくつかの銀行はおそらくその可能性があるでしょう」（バーナンキ議長）
アメリカの中央銀行であるＦＲＢのバーナンキ議長は２８日の議会証言で、過大な不動産投資を行った小規模な地域金融機関が破綻する可能性があるという見方を示しました。
しかし、バーナンキ議長は、国際的な業務を営むような大手銀行については、「深刻な問題は全く予想していない」と述べて、金融システムに影響を及ぼす事態にはならないと強調しました。
一方、原油や食料の値上がりを受けて、インフレと景気後退が同時に進行するスタグフレーションを懸念する声が高まっていることに対して、議長は、「１９７０年代とは状況が異なっているので、スタグフレーションは心配していない」という認識を示しました。（29日08:59）
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