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政府は来年度の予算編成について、公共事業費を今年度に比べて３％減少させるなどして歳出削減路線を継続する方針を決定しました。
１５日午後、福田総理大臣と額賀財務大臣は、来年度の予算編成の大枠を示す概算要求基準、いわゆるシーリングについて会談しました。
この結果、高齢化の進展で伸びる社会保障費のうち２２００億円を圧縮することや、公共事業費を今年度に比べて３％減らすことなどをシーリングに盛り込み、歳出削減路線を継続する方針を決めました。
そのうえで福田総理は、医師不足への対策など、緊急の課題については重点的に予算を配分するよう額賀財務大臣に指示したということです。政府は、あわせて今月中にシーリングを閣議了解する方針を決めました。
来月から財務省と各省庁の折衝が本格化しますが、物価高や景気の減速を背景に与党や各省庁の歳出増加を求める声は高まっていて、調整は難航しそうです。（15日20:24）
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