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１４日午前、東京・文京区の中央大学理工学部のキャンパスで、４５歳の男性教授が背中１０か所を刺され倒れているのが見つかり、教授はまもなく死亡しました。警視庁は殺人事件として捜査しています。 教授は建物の４階のトイレの中で倒れていました。４階には教授の研究室もありました。大学は事態を重く見て、午後から休講になっています。 １４日午前１０時半ごろ、文京区春日の中央大学理工学部キャンパス１号館の４階のトイレで、「男性が血を流して倒れている」と警備員から通報がありました。 倒れていたのは、理工学部電気電子情報通信工学科の高窪統教授（４５）で、刃物で背中を１０か所刺され、うつ伏せの状態だったということで、近くの病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。 「（１０時すぎに高窪教授が）『おはよう』と言っていた。（１０時）１０分とか５分」（学生） 調べによりますと、高窪教授が発見される直前、２０代の留学生の男性が、トイレの方向から来た黒のニット帽と黒のロングコートを着用した３０歳くらいの男を目撃したということです。 警視庁は殺人事件として特別捜査本部を設置し、男の行方を追っています。高窪教授は半導体分野の専門家で、１４日も午前１０時４０分から講義する予定でした。（14日14:50）
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