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２日のニューヨーク株式市場は、原油先物価格の高騰からアメリカの景気先行きへの懸念が広がり、ダウ平均株価はおよそ１年１１ヶ月ぶりの安値で引けました。
２日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、原油先物が初めて１バレル＝１４４ドル台に突入し、最高値を更新したことなどから、企業業績の悪化などアメリカ経済の先行きに対する不安が広がり大きく下落しました。
結局、終値は、前の日に比べ１６６ドル７５セント安い１万１２１５ドル５１セントで、およそ１年１１ヶ月ぶりの安値となりました。
また、ガソリン価格の高騰などで業績不振のアメリカ自動車大手、ゼネラル・モーターズの投資判断が引き下げられたことも、相場を押し下げる要因となりました。
市場関係者は今後の見通しについて、「景気の悪化に伴い、年内にダウ平均が１万ドルを割る可能性もある」と話しています。（03日09:35）
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