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東電は８日、賠償などの被災者支援を担当してきた廣瀬直己常務を新たな社長に昇格させる人事を内定しました。東電改革に前向きなことや、アメリカ有名大学のＭＢＡを持つなどの海外経験に期待しての起用だといいます。
「１日でも早くお客さまや社会の皆さんから、東電も少し変わってきたなというふうに思ってもらえるよう頑張っていきたい。そのためには、社長として先頭に立って頑張っていかなくてはいけないと思っております」（新社長に内定した廣瀬直己常務）
「グループを含めて５万名を超える東電の全社員の１つの大きな軸となり得るに足りる人物は誰かということで、廣瀬氏になった」（新会長に内定した下河辺和彦氏）
東電はこの新しい布陣の下で経営の建て直しを目指しますが、再建の前提とする料金の値上げや原発再稼働には依然、根強い反発があり、多難な船出となります。（08日17:20）
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