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福島第一原発事故で警戒区域から避難している住民の一時帰宅問題です。政府は５日、関係する市町村を集めて３度目の説明会を開き、住民から希望が多かった車の持ち出しについても認める方針を示しました。
政府は５日、第一原発から２０キロ圏内の住民の一時帰宅について、関係する市町村の担当者を集めて会議を開きました。会議は５日も非公開で行われましたが、この中で政府は住民からの希望が多かった車の持ち出しを認める方針を示したということです。
車の持ち出しについては、一時帰宅とは別の日にちを設定し、住民はバスで警戒区域に入り、帰りは自分の車に乗って列をつくって帰ってくる方法が検討されています。また、ペットの持ち帰りについても行政機関がまとめて持ち帰る方向で検討しているということです。
そして、一時帰宅の開始時期については来週以降、できるだけ早い時期としているものの、具体的な日にちは、まだ決まっていないということです。（05日17:55）
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