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今年４月、長崎県平戸沖で沈没し、乗組員１２人が行方不明となっている巻き網漁船「第１１大栄丸」の引き揚げ作業が、２２日朝から始まりました。
沈没した「大栄丸」がクレーンによって吊り上げられ、およそ５か月ぶりにその姿を現しました。巻き網や漁具が、船全体を覆うように船体に絡まっています。
「大栄丸」は今年４月、平戸市沖で転覆・沈没。乗組員のうち１２人が今も行方不明です。事故後、乗組員家族の署名活動により、国や県の協力が得られ、今回の引き揚げが実現しました。
２２日朝から始まった作業では、「大栄丸」が大型クレーンによって、水深８０メートルから引き揚げられました。この後、網の除去や船体の水抜き作業などがあるため、船内に取り残されていると見られる行方不明者の捜索は、今月２６日から行われる予定です。（22日11:43）
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