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中小企業の借入金の返済を猶予する中小企業金融円滑化法案をめぐり、自民・公明の野党が欠席したまま与党側が委員会採決を行ったため、野党側が激しく反発、国会は、政権交代後初めて不正常な状態に陥っています。
衆議院の財務金融委員会では、自民・公明の野党が欠席したまま、中小企業金融円滑化法案の採決が行われ、与党と共産党の賛成多数で可決しました。
与党側は速やかに衆議院を通過させたいとして、法案を午後の衆議院本会議に緊急上程する考えですが、野党側は激しく反発、先ほど、財務金融委員長の解任決議案を衆議院に提出しました。
さらに野党側は、衆議院議長に申入れを行ったほか、本会議の日程を決める議院運営委員長の解任決議案の提出も視野に抵抗する方針で、すでに衆議院本会議の開催が遅れるなど、与野党の対立が激しくなっています。（19日13:15）
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