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アメリカの情報機関を統括する国家情報長官に指名されたクラッパー国防次官は２０日、議会での公聴会で、北朝鮮が韓国への直接攻撃を再び試みる可能性があると警告しました。
クラッパー氏は２０日、国家情報長官への就任を承認する上院の公聴会に出席しました。
この中でクラッパー氏は、韓国の哨戒艦沈没事件を受け、「北朝鮮が再び韓国への直接攻撃を通じて自らの政治目的の実現を図る新たな危険な時代に入りつつあるかもしれない」と警告しました。その上で、クラッパー氏は「北朝鮮の軍事力は依然、軽視できない脅威だ」と述べ、北朝鮮に対し情報機関が緊密に連携する必要性を強調しました。
国家情報長官は政府や軍の情報機関を統括する重要ポストですが、去年１１月、テキサス州の陸軍基地で起きた銃乱射事件や、翌月の旅客機テロ未遂事件などで有効に機能しなかったとして前長官が事実上更迭されており、その存在意義を疑問視する声が高まっています。（21日07:34）
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