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自民党の二階総務会長は、使いみちが道路整備に限られる道路特定財源の一般財源化について、「地方を重視していくべきだ」などと慎重な考えを示しました。
「地方の問題をいかに大切にするかということを、我々は今度の予算、特にこの道路（特定）財源の問題を通じて、国民の皆さんにお示しすることのできる方向づけをしたい」（自民党二階俊博総務会長）
和歌山県内で開かれたシンポジウムで、二階総務会長は「高速道路は地域、産業の発展につながるので、無駄遣いではない」などと指摘したうえで、このように述べました。
道路特定財源をめぐっては、政府与党が去年、道路整備や関連支出に充てた後の余剰分については使いみちを限定しない一般財源とすることで合意しています。二階氏の発言は、年末の予算編成に向けて、これに慎重論をとなえた形です。（08日03:13）
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