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在日アメリカ軍の駐留経費である「思いやり予算」について、北澤防衛大臣は現状の総額をほぼ維持すべきだという考えを明らかにしました。
在日米軍の駐留経費である思いやり予算は、アメリカ側が増額を要求する一方、日本側が削減を求めています。
北澤防衛大臣は２９日の閣議の後、来年度予算の概算要求で１８５９億円としている総額をほぼ維持すべきだという考えを表明しました。
「日米の間で総額を極端に減らすことは妥当性がないと」（北澤俊美防衛相）
北澤大臣は今月１１日、アメリカのゲーツ国防長官との会談でも「大きな変動はなく、とりまとめたい」という考えを伝えていたことも明らかにしました。
また、思いやり予算を防衛省が来年度予算の特別枠として要求し政策コンテストにかけられていることについて、北澤大臣は「政治決断があって、しかるべきだ」と述べ菅総理の決断で特別枠に認めるべきだという認識を示しました。（29日11:23）
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